詩文奈の 漫画




私は9〜10歳の頃、イタリアのテレビは日本アニメを最初に放送しはじめてそのアニメ一目惚れしちゃった。まずグレンダイザーや宇宙海賊キャプテンハーロックや銀河鉄道999や又数え切れない栄光あるアニメ。そして、好きなアニメのキャラを使って漫画を書き始めた。例えばベルサユーのバラのオスカルやバルディオスのマリンやエースをねらえ!のひろみやレイコさんやスタジンガーのイアンクーゴや千年女王のきら様などなど。ガンダム、ゴショーグン、キャシャーン、ダイケンゴー、うるせいやつら、なんでもテレビから脳味噌にジャンプして手から出て絵として紙にプリントされたの。そして自分の個人的な スタイル に成長して、17歳になった私の夢は漫画家になる事だった。それで  ボローニャ大学 で日本語を勉強し始めたわけ。2年間勉強したら日本のペンフレンドいっぱい出来て又2年間文通で練習して来た。勿論、絵もずっとやってた。しかし、家族の為仕事しなくちゃならなかった私はOLの地獄に入って自分の夢をあきらめた。描く暇もなく、どんどん絵に夢中の気持ちも冷えて来た私だった。1992年に入ったらあるイタリアの出版社から連絡貰って、「日本漫画部」が開始だそうで漫画の翻訳者として働き始めたの。